エンジニア転職

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由


ども!だいす(@dice_motosensei)です!

エンジニア転職を考えているんだけど、プログラミング学習は独学で大丈夫かな?

今回はこんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由
  • プログラミング初心者に独学は一切必要ないのか

誤解のないようにはじめに断っておきますが、プログラミングは独学で習得可能です。
無理にプログラミングスクールに通う必要はありません。

ただし、エンジニア転職を目指すとなると少し話が変わります。
もちろん独学でも不可能ではないですが、効率や成功率を考えると独学だけではやや危険。

そこで本記事では、なぜプログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいいのか、その3つの理由を解説。

本記事を読んで、あなたの転職成功までの戦略を練るようにしてください。

記事の信頼性

筆者は、2019年3月に小学校教員を退職。
その後、2019年4月からおよそ10週間プログラミングスクールに通い、同年8月にエンジニア転職を果たしました。
未経験からプログラミングスクールで学び、エンジニア転職を成功させました。

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由とは以下の通り。

  • ロードマップが見えづらい
  • 分からないところの解決に時間がかかる
  • モチベの維持に苦労する

詳しく解説していきます。

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由1)ロードマップが見えづらい

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由1)ロードマップが見えづらい

未経験からの独学は、ゴールまでの道のりがとても見えづらいです。

カリキュラムがない

当然ですが、独学にカリキュラムは用意されていません。
自分で調べながら学習を進める必要があります。

プログラミングについてまったく分からない未経験者にとってはこれが結構ハードルが高い。
算数をこれから学ぶ小学1年生が、6年分の算数のカリキュラムを自分で作るようなものです。

体系的に学べない

カリキュラムがないから、効率的な順番で学べない可能性が高いです。
一言でプログラミング学習といっても、様々な内容を学びます。

  • フロントエンド言語
  • サーバーサイド言語
  • データベース言語
  • サーバーの知識

プログラミングスクールであれば、これらを効率的に学べるようにカリキュラムが組まれています。
小学校の算数も、いきなり割り算を学んだり、いきなり平行四辺形を学んだりしませんよね。
まずはたし算から、まずは長方形からといった具合に、手順をふんで学ぶものです。

つまり独学で学ぶ場合、効率がものすごく悪くなるリスクがあるんですよ。
エンジニア転職を目指すあなたは、無駄に多くの時間をかけている余裕はないはずです。

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由2)分からないところの解決に時間がかかる

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由2)分からないところの解決に時間がかかる

これは断言しますが、プログラミング学習では何百回とつまづきます。
常にエラーとの戦いです。

このエラーの解決が楽しい部分でもあったりするんですが、独学だと楽しいばかりではなくなってしまうんですよね。

自力で調べるのは時間がかかる

大前提として、分からないところはまずは自分で調べるのが鉄則。
書籍、ググる、Q&Aサイトで質問する…いくらでも方法はあります。
これは独学だろうとスクールに通っていようと変わりません。

しかし独学の場合、解決するまで自分でなんとかするしかありません。
「15分調べて分からなかったら聞こう」ができないのです。

プログラミング初心者なのですから、解決の仕方だって初心者です。
これは相当時間がかかります。
結局、学習効率も落ちてしまいかねません。

結局解決しないことも

調べて解決するならまだいいです。
でも、中には底なし沼のようにいくら調べても、いくら試行錯誤しても解決しないケースもあるんですよ。

筆者も何回か経験しましたが、これは本当に地獄。
頼れる人が周りに1人もいなかったらと考えるとゾッとします。

そもそも分からないところが分からないことも

これはプログラミング学習初期におちいりがち。
いきなり新しいことをシャワーどころか滝のように浴びせられるため、軽くパニックになるんです。

何が分かってて、何が分かっていないかも分からない状態でエラーにぶちあたっても、そりゃ解決できません。
プログラミング学習初期こそ、頼れる人(メンター)の存在が欠かせません。

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由3)モチベの維持に苦労する

プログラミング初心者が独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい理由3)モチベの維持に苦労する

独学でのプログラミング学習の挫折率は90%と言われています。
独学でモチベを維持することがいかに大変かが分かります。

強制力がはたらかない

この「強制力」っていうのは結構重要かなと。

いやいや、自分で学習するって決めたんだから強制なんかされなくてもちゃんとやるでしょ。

本当にそうでしょうか?
では、今まで「やろうと決めたこと」を最後までやりきれずに途中で辞めてしまった経験はありませんか?

人間っていうのは基本的に意思の弱い生き物です。
ラクな方に流されがち。

すでに退職していて「しっかり学ばないとヤバい」状況ならさすがにやるでしょう。
でも、在職中の独学を考えているなら、よほど鋼の意思の持ち主でないと続かないと思った方がいいです。

外からの刺激がない

「外」というのは、メンターであり一緒にプログラミングを学ぶ仲間のことです。

メンターがいれば、あなたの学習をフォローしたりサポートしたりしてくれます。
メンターの存在のおかげで、くじけずに学習できることもあります。

一緒にプログラミングを学ぶ仲間がいれば、疑問点をシェアしたり「負けないぞ」とやる気に火をつけてくれたりします。
辛いときに、仲間に助けられることもあります。

こういった外からの刺激が全くない環境だと、モチベの維持にはかなり苦労するでしょう。
完璧にセルフコントロールする必要があります。

だいす
だいす
筆者がプログラミングスクールに通って最も価値を感じたのは、この仲間の存在です。
彼らがいたから、しんどい場面も乗り越えられました。

気持ちと実力がかみ合わない

一般論として、最もやる気に火がついているのはプログラミング学習初期です。
Twitterやブログをおよそ3ヶ月で辞めていく人が多いことからも、プログラミング学習のやる気もMAXで持続するのは3ヶ月程度。

一方プログラミングを独学で学ぶとなると、成長の角度は小さめ。
独学の性質上、長い時間をかけてじっくり学ぶからです。

すると、何が起きるか。
学習初期はめちゃくちゃやる気があるのに、スキルが全然追いついていない状態になるんです。

スキルが追いついていないと、つまづくことが多くなる。
すると、だんだんやる気もそがれていくんですよ。

この構造があるから、独学の挫折率が高いのではないかと思うんです。

プログラミング初心者に独学は一切必要ないのか

プログラミング初心者に独学は一切必要ないのか

答えはNo

では、一切独学せずにプログラミングスクールに通えばいいのかと言えば、それもまた違います。
あくまで独学「だけ」で学習することはおすすめしません。

つまり、独学が必要な場面もあるということです。
それは次の2つ。

  • スクールに通う前
  • スクール卒業後

独学すべきタイミングその1)スクールに通う前

エンジニア転職を見すえ、プログラミング学習をガチでやるつもりならプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
ただし、必ず通う前に独学で軽く学んでおきましょう。

無料で使えるプログラミング学習サイトでよいので、一通り技術にふれておくといいです。
無料で使えるプログラミング学習サイトについては下記記事で紹介しています。

>>【完全初心者向け】プログラミングを勉強するならココでしょ!なサイト3選

では、なぜスクールに通う前に独学で学んでおいた方がいいのか。
その理由は2つ。

  • プログラミングに向いているか判断する
  • スクールでの学習のハードルを下げる

プログラミングに向いているか判断する

プログラミング学習に向いている人のたった2つの条件でも解説していますが、あなたがプログラミングに向いているかどうかは実際にやってみないと分かりません。
つまり、その適性を判断するためです。

したがって、これは在職中にやっておいた方がいいです。
万が一、「自分には向いてない…」となったときにまだ引き返せますからね。

スクールでの学習のハードルを下げる

いくらプログラミングスクールが初心者向けにカリキュラムが組まれているとはいえ、何の予備知識もない状態で臨むと面食らいます。

知らない単語、イメージのわかない概念の連続。
筆者はなんの予習もせずにプログラミングスクールに通い始めたため、この学習初期の時期はかなり苦しみました。
「予習しておけばよかった…」と何度後悔したことか…

プログラミングスクールの学習にスムーズに入っていくためにも、あらかじめある程度学んでおくといいです。

独学すべきタイミングその2)スクール卒業後

プログラミングスクールを卒業した筆者の個人的な感想として、「卒業してようやくスタートライン」
つまり、卒業すれば一人前のエンジニアというわけでは決してありません。

学習を続け、常に技術力を磨き続ける必要があります。
だから、卒業後にこそ独学が必要になります。

でも、プログラミングスクールを卒業していれば、「ある程度の基礎知識」と「学び方」が分かっています。
完全未経験者のときと比べれば、独学のハードルはぐっと下がっているから独学でも大丈夫。

おわりに

おわりに

おさらいです。

独学だけでエンジニア転職を目指さない方がいい3つの理由

  • ロードマップが見えづらい
  • 分からないところの解決に時間がかかる
  • モチベの維持に苦労する

まずは無料のプログラミング学習サイトで学び、その後スクールに通うのが、未経験からエンジニア転職への最短コースかと。
筆者がおすすめするプログラミングスクールは下記記事で紹介しているので、よければご覧ください。

>>【スクール卒業生が教える】イチからプログラミングを学ぶ人のためのスクール3選

>>エンジニア転職 記事一覧へ

ABOUT ME
だいす
9年小学校教員→教員を損切り→10週間で600時間勉強→エンジニア転職|2020年3月1日〜だいすブログ始動|アドセンス4記事合格から5日で収益3桁|【教員からの転職】×【エンジニア転職】×【教員の資産運用】を発信。