ども!だいす(@dice_motosensei)です!
でもやっぱり”向き不向き”があるのかな…?
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- プログラミング学習に向いている人のたった2つの条件
- ちまたで言われている「プログラミング学習に向いていない人」は気にしなくていい理由
- “向き不向き”を判断するタイミングとは
プログラミング学習は、死ぬほど難しいわけではありません。
でも、お気楽に学べるほど簡単なものでもありません。
プログラミング学習を成功させるためには、絶対に必要な条件が2つあります。
この2つを満たしていないなら、時間やお金を無駄にするかもしれません。
本記事では、プログラミング学習に向いている人のたった2つの条件について解説。
他のサイトで言われているものとは全く違った切り口です。
(というか、他のサイトは「プログラミング学習の向き不向き」というより、「プログラマーやエンジニアの向き不向き」についてばかり)
プログラミング学習に一歩踏み出すべきかどうか悩んでいるあなたは、本記事を読めば判断軸が分かりますよ?
記事の信頼性
筆者は、2019年3月に小学校教員を退職。
その後、2019年4月からおよそ10週間プログラミングスクールに通い、同年8月にエンジニア転職を果たしました。
「初心者からのプログラミング学習」経験者です。
プログラミング学習に向いている人のたった2つの条件
結論から言うと、2つの条件とは「目的」と「情熱」です。
どういうことなのか解説していきます。
プログラミング学習に向いている人の条件その1)目的
何のためにプログラミングを学びますか?
あなたは、この問いにパッと答えられるでしょうか?
もちろん、その答えは人によって様々です。
- エンジニアに転職したい
- オリジナルアプリを作りたい
- Webサービスを作って起業したい
もし明確に答えられないのであれば、プログラミング学習には向いていません。
「目的地」がないからです。
初学者にとって、プログラミング学習は決してラクではありません。
環境構築だけで1日かかるわ、小難しい言葉がたくさん出てくるわ、エラー出しまくるわ。
正直何度も心折られます。
そんな中、「目的地」がなかったら簡単に挫折します。
ゴールが分からないマラソンを、走り続けることができますか?
「目的地」があれば、自分が今どこまで進んでいるのか、あとどれくらいでたどり着けそうかが分かり、学習を続けるモチベーションになります。
プログラミング学習に向いている人の条件その2)情熱
あなたのプログラミング学習の目的は、どうしても達成したいものですか?
「できたらいいかな」
「まぁ、最悪できなくても…」
こんな風に考えているとしたら、プログラミング学習は向いていません。
正直、軽い気持ちで習得できるほどプログラミングは甘くありません。
「どうしても〇〇したい!」という思いは、目的地に向かうための原動力です。
プログラミング学習に対する情熱がないのであれば、進みは遅くなるし、何度も止まってしまうでしょう。
目的も情熱もないならやめておいた方がいい
目的も情熱ももたずにプログラミング学習をすることは、
「目的地を決めずに、エンジンのない船で海に飛び出すこと」と同じ。
はっきり言って無謀です。
かけるお金も時間も無駄にしてしまう可能性が極めて高いので、諦めた方がいいでしょう。
ちまたで言われている「プログラミング学習に向いていない人」は気にしなくていい
「目的」と「情熱」があるなら、ぜひともチャレンジしたいところ。
しかし、「プログラミング 向き不向き」のように検索すると、
「こんな人はプログラミングに向いていません!」っていうのがたくさん出てきます。
以下が代表的なところ。
- 勉強が嫌い
- 数学が苦手
- 好奇心がない
- 疑問を抱かない
- 試行錯誤が苦手
- 論理的思考が苦手
- 効率を重視できない
- もくもくと地道な作業をするのが苦手
まぁたしかに「いかにも」なものが並んでいますね。
ただ、個人的には全く気にする必要はないと思っています。
その理由を解説していきます。
理由その1)プログラミング学習が不可能になるわけではないから
仮に、全ての条件にあてはまっていたとしても「プログラミング学習をする権利」を失うわけではありません。
物理的に不可能になるわけではないのです。
せっかく目的や情熱があるのに、「自分には向いていない」と勝手に決めつけて諦めるのは非常にもったいないのではないかと。
理由その2)プログラミングを通して身に付ければいいから
そもそも前述した条件の中には、プログラミング学習を通して身に付くものもたくさんあります。
例えば「論理的思考」。
これは「生まれもったもの」というよりは、「経験や学習によって身に付くもの」ではないでしょうか。
プログラミングを学べば、嫌でも論理的に考える必要が出てきます。
そこで身に付ければいいんですよ。
他にも、「試行錯誤する」「疑問をもつ」「効率を求める」といった力も、
プログラミング学習を通してだんだん身に付くものです。
実際筆者もそうでした。
そう考えると、先程の条件に当てはまる人ほど伸びしろがあるともいえますね。
理由その3)実際にやってみないことには何も分からないから
たしかにそうかもしれません。
ですが、それはやってみないことには絶対に分からないです。
「向いていないと思っていたけど、始めてみたらめちゃくちゃハマっちゃった!」ってことだってあるだろうし、その逆だってあり得ます。
少なくとも、ちまたにあふれている情報を鵜呑みにして、チャレンジすらしないことは非常にもったいないことではないでしょうか。
“向き不向き”を判断するタイミングとは
結論としては、「100時間程度の学習を終えた頃」です。
100時間程度学習をすれば、以下のようなことができるようになっているはず。
- プログラムの仕組みが分かる
- 簡単なプログラムを書くことができる
- 書いたプログラムで、実際に動かしてみる
- うまく動かないときに、原因を探して解決する
ここまでやってみたときに、
「死ぬほど辛い」
「これっぽっちも楽しくない」
「プログラムを見るのが嫌で嫌でしょうがない」
こんな風に感じるのであれば、はっきり言って向いていません。
プログラミング学習は諦め、別の何かにエネルギーを注ぎましょう。
プログラミングに限らず、あらゆることに言えることですが、
あなたにとっての向き不向きは、ある程度まで実際にやってみないことには絶対に分かりません。
おわりに
繰り返しますが、プログラミング学習に向いている人の条件は「目的」と「情熱」。
これが明確にあるなら、まずはチャレンジしてみることです。
そして、あなたがプログラミングに向いているかどうかは、あなたの身をもってたしかめましょう。