教員から転職

転職教員の退職金はいくら?【気になる金額と使い道を大公開!】


ども!だいす(@dice_motosensei)です!

転職する教員の退職金って、一体いくらもらえるの?

今回はこんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • 退職金額(自己都合退職の場合)
  • 転職活動中の退職金の使い道(筆者の場合)

在職中に内定をもらい、転職する方は退職金の金額をそれほど気にする必要はありません。
問題は、退職後に転職活動をする場合です。

退職金はどれほどもらえて、出ていくお金は月々いくらなのか。
このあたりは試算しておかないと、のちのち大変なことになるかもしれません。

そこで、本記事では自己都合退職者の退職金がいくらなのか、その計算方法をご紹介。
また、退職後に転職活動を行った筆者の収支も公開します。

本記事を読めば、ある程度お金の見通しをたてることができますよ?

記事の信頼性

筆者は、公立小学校で9年間働きました。
その後2019年の3月に退職し、同年8月に転職活動を経てエンジニアに転職しました。
「元教員」の「転職経験者」です。

前提条件

もらえるお金やかかるお金は、経験年数や退職後どうするかによっても変わります。
筆者の場合は、以下のような条件でした。

  • 妻の収入有り
  • 妻と2人暮らし
  • 退職後4ヶ月無職
  • 勤務地は関東の公立小学校
  • 奨学金を含み、借金はなし
  • 家は賃貸(¥115,000/月)
  • 新卒から丸9年勤務(退職時31歳)
  • 無職の間、プログラミングスクールに通う

退職後の収入

退職後の収入

退職金

¥1,258,805

意外と少ねぇ…

ちゃんと計算していませんでしたが、もう少しもらえると思っていたのであてが外れました。

ちなみに、教員の退職金の計算方法はコチラ

退職金計算式

基本額 + 調整額

基本額 = 退職日給料月額 × 退職理由別・勤続年数別支給率

支給率は以下の通り。

勤続年数(年) 支給率 ※自己都合の場合
5 2.511
10 5.022
15 10.3788
20 19.6695
25 28.0395

※内閣官房「国家公務員退職手当支給率早見表(平成30年1月1日以降の退職)」より一部抜粋

調整額 = 調整月額のうちその額が多いものから60月分の額を合計した額

ちょっとこっちはよく分からんですw
僕は対象になってないです。詳しくはこちらへ → 退職手当の調整額について(総務省)

で、以上を僕にあてはめてざっくり計算すると、
¥287,000 × 4.5198 = ¥1,297,183

ここから税金が引かれて上記の金額でした。悔しいけど合ってますね。

振興会からの退職時一時金

なんか積み立てられていたらしい。
よく分からんけどラッキーっていうお金。

¥186,633

もちろん自治体によるとは思いますが、こういうTHE公務員的な組織に所属してるともらえるお金がある程度ありそうですね。

退職後の支出

退職後の支出

家賃、光熱費、保険等

¥166,461/月

住民税

¥248,000(1年分)

前年度の給与に応じて課税されるので、無職なのに高額ですw

国民年金保険料

¥16,410/月

健康保険料

¥30,312/月

僕は、公立学校共済組合の任意継続組合員となることで保険の適用を受けました。
名前的に公立校だったらどこの学校にもありそうですね。

プログラミング学習費

  • プログラミングスクール ¥516,240
  • Macレンタル料 ¥21,384
  • スクール通学交通費 ¥74,806

しめて…

¥612,430

収支

さぁ以上をふまえ、4ヶ月間無職だっただいすの収支は…

収支

はい、見事な赤字w
当たり前だけどプログラミング学習費用が圧迫してますね。

幸いなことに、蓄えがあったので特に生活に困ることはありませんでした。
余裕資金がなかったら、これほどのチャレンジはできなかったかもなぁ…

ちなみに、特殊な出費がなければ5~6ヶ月は耐えられる計算になります。
その間に次の仕事を見つけることができれば、路頭に迷うことはありません。

退職するならここに気を付けて!

退職するならここに気を付けて!

ご利用は計画的に

退職金は一括で支給されます。
民間の雇用保険と違って、毎月振り込まれるお金はありません。

ですから、無職期間が長ければ長いほど計画性が必要です。
自分の退職金はきちんと計算することをオススメします。

その方が先を見通しやすくなりますからね。

生きてるだけでお金はかかる

分かってはいましたが、いざ仕事を辞めて無収入になると痛感します。
これほど金がかかるのかと。

組織に所属して、毎月一定のお金が入ってくることがめちゃくちゃありがたく感じました。
蓄えがあれば別ですが、そうでない人はあまり楽観視しない方がいいですね。

おわりに

僕と全く同じ境遇の人はそうそういないとしても、参考になる部分はあったのではないでしょうか?

人生で何か大きな決断をするとき、お金の問題はどうしても絡んできます。
だからこそ、しっかり気持ちの準備をして臨んでほしいです。

準備は周到に 決断は大胆に


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だいす
9年小学校教員→教員を損切り→10週間で600時間勉強→エンジニア転職|2020年3月1日〜だいすブログ始動|アドセンス4記事合格から5日で収益3桁|【教員からの転職】×【エンジニア転職】×【教員の資産運用】を発信。