ども!だいす(@dice_motosensei)です!
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- プログラミング学習の始め方5ステップ
- プログラミング学習の方法
「プログラミング学習」と一言で言っても、なんだかいろんな言語があるし、学習方法もいろいろあるし、一体どうしたらいいかよく分からなくなってしまいますよね。
筆者もそうでした。
プログラミング学習の挫折率は90%とも言われています。
ただ闇雲に始めても、結局なんだかよく分からないまま習得せずに終わってしまったり「やりたかったことと違う…」となったりしかねません。
そこで本記事では、完全初心者向けにプログラミング学習を始めるまでの手順を5ステップで解説。
いきなり学習にとりかかる前に必ず確認しておくべきこともまとめています。
「何から始めればいいのかまるで分からん」というあなたは必見です。
記事の信頼性
筆者は、2019年3月に小学校教員を退職。
その後、2019年4月からおよそ10週間プログラミングスクールに通い、同年8月にエンジニア転職を果たしました。
「完全初心者」からプログラミング学習を始めた、経験者です。
プログラミング学習の始め方5ステップ
「プログラミングの勉強しよ!」って思ったら、次の5ステップで進めていきましょう。
手当たり次第にいきなり学習し始めてはだめですよ。
- 学ぶ目的を決める
- 作りたいものを決める
- 学ぶ言語を決める
- 環境を整える
- 学習方法を決める
では、詳しく解説していきます。
プログラミング学習の始め方 ステップ1)学ぶ目的を決める
プログラミング学習を始めるうえで、これが最重要です。
目的のない学習は絶対に長続きしません。
- エンジニアに転職したい
- オリジナルアプリを作りたい
- Webサービスを作って起業したい
何でも構いません。
プログラミングを習得したうえで実現したいことを必ず決めましょう。
初学者にとって、プログラミング学習は決してラクではありません。
環境構築だけで1日かかるわ、小難しい言葉がたくさん出てくるわ、エラー出しまくるわ。
正直何度も心折られます。
そんな中、「目的地」がなかったら簡単に挫折します。
ゴールが分からないマラソンを、走り続けることができますか?
「目的地」があれば、自分が今どこまで進んでいるのか、あとどれくらいでたどり着けそうかが分かり、学習を続けるモチベーションになります。
繰り返しますが、このステップが最重要です。
プログラミング学習の始め方 ステップ2)作りたいものを決める
ステップ1)学ぶ目的を決める と深く関係してきます。
- ゲーム
- Webアプリ
- Webサービス
- スマホアプリ
- 業務系アプリ(システム)
大雑把に挙げると、代表的なのはこんなところでしょうか。
これを、もうちょっと具体的にできるとよりよいです。
Webサービスだったら、例えば「本好きが集まるレビューサイト」
業務改善システムだったら、例えば「タスク管理ツール」
作りたいものを具体的にイメージできると、学習を続ける強い動機になります。
また、実際に作ることができたときの達成感たるや…
言葉に代えがたいものがあります。
プログラミング学習の始め方 ステップ3)学ぶ言語を決める
自分が作りたいものが決まったら、どのプログラミング言語を学ぶか決めましょう。
しかも、プログラミング言語には作るサービスによって向き不向きがあります。
下の表は、作るサービス別に向いているプログラミング言語をざっくりまとめたものです。
WebサイトやWebアプリの開発 | HTML、CSS3、Javascript PHP、Ruby、Python Java、C# |
---|---|
業務系アプリ(システム)の開発 | Java、C#、C言語 |
スマホアプリの開発 | 【iPhoneアプリ】 Objective-c、Swift 【Androidアプリ】 Java、Kotlin |
ゲームの開発 | C++、C# Javascript、Swift、Ruby |
自分が作りたいものに向いているプログラミング言語を選びましょう。
そんなあなたにオススメなのはPHP、もしくはRubyです。
初学者でも非常にとっつきやすい言語だから。
比較的やさしい | PHP、Ruby、Javascript |
---|---|
比較的難しい | Java、C#、C言語、Swift |
まぁやさしいといっても、初学者からしたら十分難しいんですけどね汗
プログラミング学習の始め方 ステップ4)環境を整える
プログラミング学習をする上で絶対に必要なものが2つ。
「PC」と「ネットワーク」です。
PC
最も悩むのがOS。
Windowsにするべきか、Macにするべきか。
結論としては、
・もうすでにPCを持っているならそれで構わない
・これから購入するならMacがオススメ
もうすでにPCを持っているならそれで構わない
ぶっちゃけ、WindowsだろうがMacだろうがプログラミング学習は可能です(学ぶ言語によって向き不向きはありますが)。
なので、すでに持っているならわざわざ買い替える必要はありません。
こうなったら結構もったいないですからね。
最初のハードルは低く設定しておいた方がいいです。
これから購入するならMacがオススメ
主な理由は以下の二つ。
開発環境が充実している
情報が多いWeb系の開発でよく使われるRubyやPHPの場合、MacにはあらかじめRubyが入っていますし、ライブラリの利用やテストサーバの構築も簡単にできます。
さらにネット上にある開発のTipsやノウハウ、QAなどはMacを前提としたものが多いです。
初心者にとってハマりやすいのは、環境周りです。
なので、できるだけ簡単に環境を整備できる、かつ情報も多いMacがWindowsよりもとっつきやすいかと思います。
実際筆者も、MacとWindowsのそれぞれで開発した経験(言語はRuby)がありますが、Macの方が断然開発しやすかったです。
そして、なんといっても世の中のエンジニアの多くがMacユーザーです。
プロ御用達のスペックということです。
ただし、Microsoftが開発したプログラミング言語(C#やVB.netなど)はWindowsの方が相性がいいようです。
このような例外を除いては、Mac一択でいいでしょう。
ネットワーク
つながってりゃOK。
ただし、回線の速度は早いに越したことないです。
極端に遅いとめちゃくちゃストレスなので。
また、「どこでも学べる」のがプログラミング学習の魅力。
外でもネットワークにつなげる環境を作れるとベストです。
スマホのテザリング機能が使えるか確認したり、モバイルWi-Fiルーターを検討したりしましょう。
プログラミング学習の始め方 ステップ5)学習方法を決める
さて、ここまで来てようやくどうやって学習するかを決めます。
プログラミングの学習方法はいろいろありますが、大別すると次の2種類。
- 独学
- プログラミングスクール
それぞれの代表的なデメリット・メリットは以下の通り。
独学 | プログラミングスクール | |
---|---|---|
デメリット | ・挫折率が高い ・習得まで時間がかかる |
・費用が高い ・場所によっては言語が選べない |
メリット | ・安上がり ・マイペースで学習できる |
・短期間で習得できる ・教えてくれる人(メンター)がいる |
最初に決めた「プログラミングを学ぶ目的」がきちんと達成できる方法を選ぶようにしましょう。
ちなみに、【プログラミングスクール】通っても無駄になるかもしれない人の特徴5選では、独学に向いている人の特徴とプログラミングスクールに向いている人の特徴をそれぞれ解説しています。
参考までに。
独学
書籍、サイト、アプリ等を使って、自力で学習する方法。
個人的には、プログラミングスクールに通う場合でも、独学で予習しておくことをオススメします。
学習サイトや学習アプリを探すなら、プログラミング学習サイト10選|独学でもプログラミングスキルが身につくや、簡単にプログラミングが学べるゲーム10選!を参考にするとよいです。
中でも、本当にはじめの一歩として筆者がオススメするのは以下の3つ。
どれも、最初は無料で始められるプログラミング学習サイトです。
詳しくは下記記事へどうぞ。
>>【完全初心者向け】プログラミングを勉強するならココでしょ!なサイト3選
プログラミングスクール
カリキュラムが用意されていたり、困ったときに教えてくれる人(メンター)がいたりするので、独学に比べると習得までにかかる時間が少ないことが多いです。
今はプログラミング学習の需要の高まりもあって、プログラミングスクールもかなりたくさんあります。
【スクール卒業生が教える】失敗しないプログラミングスクールの選び方【7つのポイント】で、プログラミングスクールの選び方を詳しく解説しているので、スクール選びの際には参考にしてみてください。
また下記記事では、筆者がオススメするプログラミングスクール3選を紹介しています。
おわりに
おさらいです。
- 学ぶ目的を決める
- 作りたいものを決める
- 学ぶ言語を決める
- 環境を整える
- 学習方法を決める
繰り返しますが、「1.学ぶ目的を決める」ここが最重要です。
間違っても、いきなり学ぶ言語を決めたり、学習方法を探したりしてはいけません。
では、よきプログラミングライフを!