ども!だいす(@dice_motosensei)です!
それとも退職してから?
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 「在職中に転職活動」のメリットデメリット
- 「退職してから転職活動」のメリットデメリット
- 筆者はどちらを選んだのか、またその理由
「在職中」か「退職後」か。
転職することを決めたはいいものの、いつ転職活動を始めればいいかは結構悩みますよね。
結論としては、あなたの生活スタイルや価値観によってどちらを選ぶとよいかは変わります。
本記事では、それぞれのメリットデメリットを解説。
どちらの方が自分に合っているか、じっくり考えてみてください。
まとめ
それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。
在職中に転職活動 | 退職後に転職活動 | |
---|---|---|
デメリット |
|
|
メリット |
|
|
順に解説していきます。
在職中に転職活動
デメリット
転職活動のための時間が十分にとれない
転職活動をするにあたって、やるべきことは概ね以下の通り。
- 転職サイトへの登録
- 転職エージェントへの登録
- 求人の選定、応募
- 業界研究、企業研究
- 履歴書、職務経歴書作成
- 面接対策
- 面接
教員の仕事を続けながら、これらをこなしていくのはかなりきついです。
残業や休日出勤が多い中、単純に「時間の確保ができない」というのがネックになります。
また、先生は基本的に平日に年休をとることができません。
なんたって子供が来ますからね。
そこで困るのは面接の日程調整。
土日に面接してもらえればいいですが、平日の勤務後となるとなかなか辛いですね。
ちなみに「転職エージェント」というサービスを利用すれば、面接日程の調整など、多くの手続きを専属の担当者が代わりにやってくれます。
以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
本業と転職活動、どちらもおろそかになる可能性がある
転職活動では、上記の通りやることが本当にたくさんあります。
では、何とか転職活動に使える時間を捻出できたとして、本業と転職活動をどちらも100%の力でこなしていけるでしょうか?
本業の仕事もままならず、転職活動も思うように進まない。
こうなってしまう危険をはらんでいます。
メリット
お金の心配がいらない
一番のメリットはこれに尽きます。
仕事を続けている限り、食べることに困ることはまずありません。
人は、生きているだけでお金がかかります。
もちろん、家賃や保険加入の有無によっても変わりますが、毎月10~20万円は固定費として必要になります。
これらのお金の心配をせずに、転職活動ができるのは大きなメリットです。
退職を伝えるときに無駄に引き止められない
「もう少し考えてみない?」
あなたが退職を願い出ると、ほぼ間違いなくこう返されるでしょう。
ご存じの通り、教育現場は人手不足。
できる限り引き止めようとするのが当然といえば当然です。
しかし、そんなときに内定が決まっていたらどうでしょう?
「すみませんが、もう内定をいただいております。」
こう言われてしまったら、相手も応じずにはいられないでしょう。
退職の申し出が通りやすいというのもメリットとなります。
「在職中に転職活動」が向いている人
以下に当てはまるなら、在職中に転職活動するのがよいでしょう。
- 長期戦になっても構わない
- リスクはできるだけとりたくない
- お金の不安はできるだけ少なくしたい
- 本業も転職活動も、両立させられる余裕や時間がある
退職後に転職活動
デメリット
お金の心配がある
当たり前ですが、どれだけ転職活動だけに注力してもすぐに内定が出るとは限りません。
無職の期間がいつまで続くか分からないとなると、やはりお金のことが心配になります。
自分の経験年数だと退職金はいくらもらえるのか、貯蓄はどの程度あるのか、転職は何ヶ月くらいで決められそうか、1ヶ月の生活費は最低いくら必要か。
このあたりはきちんと試算したうえで転職に臨むべきでしょう。
下記記事で、退職金の概算や無職期間にどんな出費があるのか解説しています。
よければ参考にしてください。
メリット
転職活動に集中できる
仕事を辞めているので、全ての時間を転職活動に使うことができます。
- 求人をじっくり探す
- 転職サイト、転職エージェントはフル活用
- 履歴書や職務経歴書は納得いくまで書き直す
- たっぷりと時間を使って自己分析、企業研究、面接対策
転職活動に100%の力を注ぐことができるのはやはり強みです。
覚悟が決まる
在職中に転職活動をすると、「最悪失敗しても大丈夫」という気持ちがどうしてもちらつきます。
しかし、退職しているとそうはいきません。何が何でも決めなければなりません。
なぜなら、生活がかかっているから。
はっきり言って覚悟が違います。
本気になります。
自ら退路を断ち、一点集中で臨めば、おのずと結果はついてくるのではないでしょうか?
「退職後に転職活動」が向いている人
以下に当てはまるなら、退職後に転職活動するのがよいでしょう。
- 短期間で転職を決めたい
- ある程度リスクを負ってでも、大きな挑戦がしたい
- しばらく生活していけるだけの、経済的余裕がある
- 2つのタスク(本業と転職活動)を、同時にこなしていける自信がない
ちなみに筆者は…
「退職してから転職活動をすること」を選びました。
理由は以下の通り。
- 貯蓄に余裕があった
- 本業と転職活動の両立が時間的に厳しい
- プログラミングスクールで勉強したかった
結果論ではありますが、個人的にはこの方法を選んで大正解でした。
未経験から異業種への転職なので当然ですが、本当に多くの時間を転職活動に費やしました。
あのボリュームの作業を在職中に行うのは、僕にとっては不可能でした。
おわりに
正直、転職の目的が達成できるのであれば、どちらの方法を選んだっていいです。
あなたにとって、成功の可能性を最大化するための方法を選びましょう。