ども!だいす(@dice_motosensei)です!
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 職務経歴書とは
- 自己PRに書くべき内容とその構成
自己PRは、職務経歴書の最重要ポイントです。
書類選考が通るかどうかの、大きなカギをにぎっています。
適当に書いていたら、通るものも通りません。
そこで本記事では、職務経歴書の自己PRに何を、どのような構成で書けばいいのかを分かりやすく解説。
本記事に書いてあることを真似するだけで完成します。
記事の信頼性
筆者は、公立小学校で9年間働きました。
その後2019年の3月に退職し、同年8月に転職活動を経てエンジニアに転職しました。
「元教員」の「転職経験者」です。
まとめ
会社が求めているスキルが備わっていることを示す具体的な経験
①結論 → ②具体例 → ③結論
では、具体的に説明していきます。
職務経歴書とは
職務経歴書の目的
応募者にとっては、自身のスキルや経験をアピールするものです。
と同時に、採用者にとっては、自社に必要な人材かを判断する材料になります。
したがって、応募企業が求める人材像に合わせ、上手にスキルや経験をアピールする必要があります。
履歴書との違いは?
- 履歴書 → 名前、住所、学歴等の基本情報
- 職務経歴書 → スキルや経験
RPGで例えましょう。
- 履歴書 → キャラの名前、家柄、育ち
- 職務経歴書 → キャラの呪文、特技、装備、HP、MP、攻撃力、守備力 等
誰をパーティに入れるか考えるとき、重要なのはどちらでしょう?
キャラのスキルやステータスですよね?
職務経歴書は、それほど重要な書類です。
職務経歴書の全体構成は、以下の記事を参考にしてください。
教員からの転職 自己PRの書き方
何を書くか
ズバリ、書くべきことは以下です。
会社が求めているスキルが備わっていることを示す
具体的な経験
企業が求める人材像として、例えば以下のようなものがあります。
- 主体的に考え、行動できる人
- 失敗を恐れず、新しいことに挑戦できる人
- チームワークを発揮して、問題解決できる人
「こういったスキルが自分にはありますよ!」ということを、具体的な経験をもとにアピールします。
例えば、以下のように自分の経験の棚卸しをしてみましょう。
主体的に考え行動できる人
- 既存のやり方を改革した経験
- 校内の組織や行事について提案した経験
- 指導書に書かれていることとは違った授業実践をした経験
失敗を恐れず、新しいことに挑戦できる人
- 新たな授業や学級経営の実践に挑戦した経験
- 組織のリーダーや、研究授業の授業者に立候補した経験
チームワークを発揮して、問題解決できる人
- 学年の教員と、役割分担して業務をやりとげた経験
- 校務分掌における所属チームリーダーとして、指揮をとった経験
自分の経験の棚卸しは、自己PRを作るうえで非常に重要です。
じっくり時間をかけて振り返ってみましょう。
一緒に働いた同僚から話を聞いてみるのもいいですね。
元教員がアピールできるポイントをまとめた、以下の記事も参考にしてみてください。
文章の構成
書くべき内容が決まったら、以下の構成で書いていきましょう。
①結論 → ②具体例 → ③結論
①結論
見出しの部分です。
「貴社の求めるスキルを私はもってますよ」ということが伝わるよう、簡潔に、分かりやすく書きます。
ここで、採用者に「おっ」と思ってもらわないと、その先の文章は読まれません。
②具体例
具体例は最低2つ、多くても3つにしましょう。
具体例が1つだと説得力に欠けます。
一方で、多すぎても読むのがしんどいからです。
また、具体例の数だけ段落を分け、読みやすくなるよう心がけます。
③結論
もう一度、「貴社の求めるスキルを私はもってますよ」ということを強調します。
加えて、「私を採用することで、貴社にメリットがありますよ!」ということもアピールしましょう。
いくつかのパーツを用意
以上の要領で、自己PRのパーツをいくつか用意しておきます。
そうすれば、応募企業の求める人物像に合わせて、パズルのように組み合わせることができるからです。
繰り返しますが、職務経歴書の目的は「会社の求めるスキルや経験をもっていることをアピールする」ことです。
したがって、自己PR部分は応募企業に合わせて組み替えましょう。
この際も、組み合わせるパーツは最低2つ、多くて3つにします。
職務経歴書の自己PR部分の完成例は以下の通りです。
おわりに
スキルや経験の棚卸しが難しい場合は、プロの手を借りるのも一つの手です。
経験豊富な転職エージェントに相談すれば、あなたにぴったりのアドバイスがもらえるでしょう。