ども!だいす(@dice_motosensei)です!
辞めたいけど、かといって転職できるかどうかも心配。。。
今回はこんな悩みに対する、1つの提案をしてみたいと思います。
本記事の内容
- さあちゃんさんの略歴
- さあちゃんさんの転職体験談
もし教員を辞めたら、転職しなければいけないと思っていませんか?
実は、転職以外にも道はあるんです。
それは「フリーランス」。
もちろん、経済的な問題で全ての人がフリーランスになれるわけではないけど、境遇によってはそんな選択肢もアリ。
そこで本記事では、小学校教員からフリーランスへ転身したさあちゃん(@saachaaan_n)さんの経験談を紹介します。
本記事を読めば、あなたの新たな選択肢が増えるかもしれませんよ?
さあちゃんさんの略歴
東北地方の小学校で働いていました。
常勤講師(臨時的任用職員)として2年働いた後、上海の日本人学校で3年間働きました。
日本人学校!
私も一時期興味があっていろいろ調べたことがあります。
どうして日本人学校に行こうと思われたんですか?
常勤講師として働いている間も、教員採用試験は受けていました。
が、結果はふるわず。。
そんな中、大学時代の友人がワーキングホリデーで海外に行っていることを知ったんです。
その友人がすごくキラキラして見えて。
「海外に行けば何か変わるんじゃないか」
そんな思いがあって海外子女教育振興財団に応募しました。
海外で暮らすと価値観変わるっていいますし、すごくいい経験されましたね!
そして帰国後は…?
教員に戻らないことを決意しました。
20代後半でしたね。
また、その年に結婚することが決まっており、ほどなくして南の離島へ引っ越しました。
そのタイミングで教員の世界から離れたわけですね。
島暮らし、あこがれます(^^)
さあちゃんさんが教員を辞めた理由
上海から帰ってきたとき、なぜ教員として仕事を続けようと思わなかったんですか?
「心身をすり減らしていた」、「定年まで教員は続けられないと思った」このあたりが主な理由です。
心身をすり減らしていた
この言葉で全てを悟ることはできるのですが。。
さあちゃんさんの場合、具体的にどんなことがしんどかったですか?
その時々で、いろいろとしんどいことはたくさんありましたね笑
・集金の管理
・使いもしない、資料の作成
・残業代のつかない長時間労働
・教育委員会などへの提出物の多さ などなど…
挙げればきりがないですが、教員がやらなくてもいい仕事が多すぎることに疑問をもっていました。
また、保護者対応でも消耗しました。
授業参観で自分の指導について、アンケートにいろいろと書かれてしまったのが精神的ダメージが一番大きかったです。
詳しく知りたい方は下記noteをご覧ください。
>>心の底から教員を辞めようと思ったけど、そこから1年続けられたわけ。
たしかに、挙げればきりがないですね。。
元教員たちが「教員時代しんどかったこと」で山手線ゲームしたらなかなか決着つきませんよ。
定年まで教員は続けられないと思った
「この先ずっと教員でいいのかな?」と、自分のキャリアに疑問を感じたんですよね。
また、今後結婚や出産といったライフイベントがあることを考えたとき、教員の働き方を続けるのは無理だと思ったんです。
やはり女性だと考えてしまいますよね。
「独身だからなんとかやっていられるけど…」って。
以前インタビューしたかおるこさん(@kaoruko30)も同じようなことをおっしゃっていましたね。
さあちゃんさんの退職後
フリーランスを選んだ理由
教員の世界から離れることを決め、真っ先に思い浮かびそうなのが転職活動ですよね。
どうして転職ではなくフリーランスを選んだんですか?
転職活動をする選択肢もありましたが、しませんでした。
自分が何をやりたいのか分かりませんでしたし、このご時世的に企業に就職したところで、絶対的な安定はないと思ったからです。
それよりも、何か一つでもスキルが身につけばと思い、webで活動することを優先しました。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングを使えば、仕事ができる環境はあるので。
やってみてダメだったら、最悪また働けばいいかな〜とも思っていました笑
実家に戻ったので、とりあえず経済的な不安もありませんでしたし。
う~ん、頭で分かっててもそれを行動に移すのには相当勇気がいりますね。。すごい。。(^^;
フリーランスとして生活していくことに不安はなかったんですか?
ありまくりでした笑
経済面についても仕事獲得についても不安ばかりですし、今もその不安がゼロになったわけではないです。
でも、何事もやってみないと分からないな〜と思ったので。
やってみてダメだったら、考えようという感じでした!
すごい行動力。。
私が思うに、若さも味方につけたのかなと思います。
「挑戦できる」「失敗しても失うものが少ない」というのは大きな強みですね。
どんな仕事をしているのか
実際にフリーランスとして活動する中で、どんな仕事をされているんですか?
2020年の4月から、noteで情報発信をすることから始めました。
その後ライティングの勉強会に参加したとき、そこで知り合った人からお仕事をもらうことができました。
企業のSNS運用、Webライティングといった仕事をしています。
まだ始めたばかりでしょうけど、実績や収入面も教えていただけますか?
正直、大した実績や収入はありません。
収入が発生したのも8月からで、1万円〜2万円くらいです。
でも、心理的な安定がある生活を送れているので、神経をすり減らしながらお金を稼ぐことよりも何倍も価値があると思っています笑
夫婦共働きで島暮らし、という環境もさあちゃんさんのフリーランス活動を後押ししているんでしょうね。
\小学校教員からフリーランスへ/
フリーランスを選んでよかったこと
先ほどもふれましたが、まずは心理的安定が得られたこと。
人間関係がすっきりした分、そのあたりのストレスがなくなりました。
そのため周りの意見に流されず、自分の意思で決めることができるようになったと思います。
もちろん、そこには自己責任というものがついてくるので、全く不安を感じないというわけではありません。
ただ、「このまま教員を続けていっていいのか」という一番大きかったモヤモヤが消えたので、やるべきことに注力できています。
同僚や上司におうかがいをたてる、なんて必要がなくなりますもんね。
全て自分の責任で意思決定できるというのは、自分の人生のハンドルは自分で握っている実感がもてそうです。
それから、時間配分も自分で決めることになるので、朝は比較的ゆっくり起きられるのがいいです笑
ただ、自制心との戦いがあるので、向き不向きはあるかもしれません。
最近は寒くなってきたので、私も朝はなかなか布団から出られず、毎朝自分と戦っています笑
教員時代の方がよかったこと
ちなみに、教員時代の方がよかったことなんてありますか?
教員に限ったことではないですが、安定した収入があったというのはやはり大きかったです。
旦那が外で働いているし、教員時代にお金もためておいたので、実際そこまで生活費に心配はありませんが、なんとなく漠然とした不安がやってくるときはあります。
外で仕事をした方がいいかな~と思うこともありますが、そのときは「そもそも自分は何がしたくてフリーランスになったのか」を考え、原点に戻るようにしています。
たしかに、独立して軌道にのるまではその漠然とした不安としばらく戦うことになりそうですね。
また、現在は昼間は1人で作業をすることがほとんどだし、自分がやったことに対してのリアクションがないので寂しいです笑
教員の時は、何をするにしても子どもたちの反応があったのでそれが楽しかったです。
(ワザとボケて子どもたちに突っ込んでもらうとか笑)
それから、教員のときは体育の授業があったり子どもたちと遊んだりすることで、仕事をしていればある程度の運動になっていました。
今はそれが全くないので、その点についても教員のときの方がよかったなと思います。
転職を考えている先生へ さあちゃんさんから一言
転職をするもしないも、先生を続けるも続けないも、結局は「自分がどんな人生を歩みたいか」だと私は思います。
今の世の中、情報にあふれ、誰かの一言に心が揺らぐことがあると思います。
決して、それが悪いってことではありませんが、そうやって行動しても結局「何か違う」って思うことにもなるのかなと思います。
私は、海外にワーホリに行っている友達がキラキラして見えて海外に行ったけれど、場所を変えたところで何も変わらないってことを痛感しました。
生活費など、現実的な部分も考えなきゃいけないのは確かですが、それよりも人生における「自分の軸」をはっきりさせて、転職をするのか、教員を続けるのかを考えた方がいいのかなと思います。
みなさんの人生がキラキラと輝いたものになるよう、願っています。
もし、1人で考えてどうしていいのか分からないという場合は、公式LINEで無料で相談に乗っていますのでお気軽にご相談いただければと思います!
>>自分軸を見つけるための相談窓口、始めました。
さあちゃんさん、ありがとうございました!
おわりに
スキルがないと思われがちな元教員ですが、挑戦できる環境と行動力さえあればフリーランスだって選択肢の一つになります。
むしろ、「自分のスキルで稼がないといけない」分、長い目で見たら会社に勤めるより成長できるかもしれません。
「気になる!」「もっと詳しく話を聞いてみたい!」というあなたは、さあちゃん(@saachaaan_n)さんと是非コンタクトをとってみてください。
Zoomでお話しましたが、とても話しやすい落ち着いた方でしたよ(^^)