ども!だいす(@dice_motosensei)です!
ギャンブルだったらこわくて手が出しづらいんだよね…
今回はこんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
- 「投資」と「ギャンブル」の違い
- お金が増える可能性が高い「投資」に参加するには
ちまたには「株で1,000万溶かした」みたいな失敗談であふれています。
こういう話ばかりを聞いていると、「投資=ギャンブル」と思ってしまうのも無理はない。
ただ、「投資」と「ギャンブル」には決定的に違う点があります。
ここを正しく理解していないと、「投資だと思っていたらただのギャンブルだった」とか、「せっかくお金を増やせるチャンスなのにおびえて踏み出せない」ってことになりかねない。
そこで本記事では、「投資」と「ギャンブル」の違いから、お金が増える可能性が高い「投資」に参加するためのポイントまでを解説。
本記事を読めば、「投資は勝てる可能性が高い」ということが理解できます。
記事の信頼性
筆者は、2016年から投資による資産運用を開始。
「長期・分散・積立」投資により、年利回りは平均5~8%で運用することができています。
「投資」と「ギャンブル」決定的に違うのは…
ズバリ、「プラスサムゲームか、そうでないか」。
どういうことか、詳しく説明していきます。
プラスサムゲームとは
参加者全体の損益の合計(sum)がプラスになるゲームのこと。
ゲーム分類の際に使われる言葉です。
投資はプラスサムゲーム
投資の参加者が100人いたとします。
1人1万円を投資したとしたら、合計で100万円が集まる。
この100万円が200万円に増えたとしたら、参加者全体では100万円の利益。
単純計算で1人1万円儲かることになります。
ただ実際はそう単純ではなく、10万円儲かる人もいれば5千円しか儲からない人もいる。
なんなら、5千円の損をする人もいる。
だけど、大事なのは参加者全体では100万円の利益が出ているということ。
こんな具合に、投資はプラスサムゲームなんです。
ここでいう「100万円が200万円に増える」ということがなぜ起きるのか、詳しくは後述します。
ギャンブルはマイナスサムゲーム
マイナスサムゲームだから、プラスサムゲームの逆。
参加者全体の損益の合計(sum)がマイナスになる、それがギャンブル。
分かりやすい例が宝くじ。
総務省の資料によれば、宝くじの還元率は45.7%。
どういうことか。
例えば、1枚300円の宝くじを100人が買ったとします。
集まったお金は30,000円。このうち、当選金にまわすお金が45.7%、つまり13,710円ということです。
残りの16,290円は運営元に流れます。
どう考えても不利なゲームだと思いませんか?
13,710円を100人で取り合うわけだから、かなりの高確率で負けそうですよね?
パチンコや競馬の還元率は、宝くじに比べれらだいぶましですが、それでもマイナスサムゲームであることに変わりはありません。
集まったお金の何割かは、必ず運営元にもっていかれる仕組みですから。
[引用:ギャンブル還元率ランキング]
全ての「投資」がプラスサムゲームではない
「投資はプラスサムゲーム」と言いましたが、もしかしたらあなたがやっている投資はプラスサムゲームではないかもしれません。
ゼロサムゲームの「投資」とは
ゼロサムゲーム、つまり参加者全体の利益がゼロ。
誰かが勝てば、その裏で必ず誰かが負ける仕組み。
例えば、株の短期売買。
安く買い、高く売って儲ようとする場合ですね。
短期で売買しても、株そのものの価値が増えるわけではないので、参加者全体の利益は増えません。
誰かが儲ければ、必ず誰かが損をします。
同じ理由で、為替(FX)や金(きん)などもゼロサムゲーム。
値動きで儲けようとする場合は、基本的に全てゼロサムゲームだと思っておきましょう。
ゼロサムゲームの「投資」は正しくは「投機」
これは結構勘違いをする人が多いのですが、ゼロサムゲームの場合は「投資」ではなく「投機」と呼びます。
こういう人、案外多いのでは?
じゃあ一体どういうものがプラスサムゲームの「投資」なのか。
大事なのはプラスサムゲームの「投資」に参加すること
株式の長期保有
プラスサムゲームの「投資」、それはズバリ「株式の長期保有」です。
なぜなら、配当金があるから。
配当金とは、企業が出資をしてくれた人(株の保有者)へのお礼金のようなもの。
つまり、企業が事業で頑張って稼いだお金を還元してくれるんです。
この配当金こそ、株式の長期保有がプラスサムゲームになるからくりです。
ただし、企業によって異なるものの、配当金の支払いは年1~2回。
だから、長期保有が必須なんです。
短期でもっていても、その恩恵は少なくなってしまいます。
付け加えれば、長期でもっている間に企業が成長し、株価が上がる可能性も高まります。
3ヶ月や半年といった短期間で急成長する企業なんてなかなかありませんからね。
配当を大事にしている企業の株を選ぶ
配当に対するスタンスは企業によって様々。
上場したての会社は無配当なんてザラだし、株価に対して配当が少ない企業もあれば多い企業もある。
配当を大事にしているかどうか、注目すべきポイントは次の2つ。
- 配当利回り
- 増配しているか(減配していないか)
配当利回りは「配当 ÷ 株価 ×100」で計算されます。
要は、株価に対してどれくらい配当を出しているかってことです。
配当利回りは当然高いに越したことはありませんが、同時にチェックしたいのが増配しているか(減配していないか)。
増配、つまり配当を増やすということは、業績が順調だということ。
加えて、事業で稼いだ分を配当にまわすということは、配当(株主)を大事にしているということ。
長期保有をする上では、上記のような企業の株をもちたいものです。
原則は「長期・分散・積立」
いくら優良株であっても、こういう投資はよくありません。
いくらなんでもリスクが高すぎます。
「長期・分散・積立」が、小さいリスクでリターンを最大化する投資の3原則。
個別株を買うなら複数銘柄に、あるいは投資信託に投資することで必ず分散させましょう。
おわりに
まとめです。
- 投資はプラスサムゲーム
- 投機はゼロサムゲーム
- ギャンブルはマイナスサムゲーム
長い目で見れば、投資は高い確率で資産が増えます。
「長期・分散・積立」で、ガッチリ運用していきましょう。