教員から転職

~面接対策~ 教員から転職する理由の答え方【間違えると印象は最悪】

面接


ども!だいす(@dice_motosensei)です!

面接で「どうして転職するの?」と聞かれたとき、どう答えるべきなのかな?

今回はこんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

  • 教員からの転職理由 NGの答え方
  • 教員からの転職理由 OKの答え方
  • 教員からの転職理由 テンプレ

転職の山場である面接。
ここでのあなたの印象が、採用を大きく左右します。

特に「教員からの転職理由」は、答え方を間違えると印象が一気に悪くなるので注意が必要。

そこで本記事では、「NGの答え方」と「OKの答え方」をそれぞれ解説。
さらにはテンプレもご紹介します。

本記事をもとに転職理由を練れば、応募企業からの印象が良くなることは間違いなし!

記事の信頼性

筆者は、公立小学校で9年間働きました。
その後2019年の3月に退職し、同年8月に転職活動を経てエンジニアに転職しました。
「元教員」の「転職経験者」です。

まとめ

まとめ

転職理由の大事なポイントは次の通りです。

  • 本音(ネガティブな理由)で話してはダメ
  • 未来志向で、ポジティブな転職理由を語る

では詳しく説明していきます。

教員からの転職理由 NGの答え方

教員からの転職理由 NGの答え方

やりがちな失敗は、「本音」で話してしまうことです。

本音だとネガティブになりかねない

教員から転職する理由、次のようなものではないですか?

  • 多すぎる時間外労働
  • 保護者対応で精神的に辛くなった
  • 多様な児童生徒に対応するのに正直疲れた

つまり、“本当の”転職理由ってかなりネガティブになりがちです。

そんな人を企業がほしいと思いますか?

では、そういった”本当の”転職理由をド直球に話すとどうなるか。

採用しても、仕事が辛くなったらすぐ辞めそうだな…

この人は、お客様と良い関係を築けるだろうか…?

はっきり言って、悪い印象につながる可能性がかなり高いです。

採用を左右する面接で、少しでも悪い印象をもたれることは「致命的」です。

教員からの転職理由 OKの答え方

教員からの転職理由 OKの答え方

「教員時代が辛かった」という過去の話ではなく、
「こんな生き方を実現したい」という未来の話をしましょう。

① どんな人生を実現したいですか?

あなたはこの問いにすぐに答えられるでしょうか?

答えられないとしたら、自己分析が甘いと言わざるをえません。

転職活動において、「自分の人生のビジョン」は最も大切な軸です。
なぜなら、このビジョンが目指す業界や職種、さらにはそもそも転職するべきかどうかの判断基準になるからです。

以下の記事で、ビジョンの築き方を取り上げています。
よければ参考にしてみてください。

② 「教員になくて転職先にあるもの」を考えよう

業界や職種によって変わりますが、以下のようなものが思い浮かびます。

  • 利益
  • 競合
  • 競争
  • お客様
  • ノルマ
  • マーケティング
  • すぐに、目に見える成果
  • 各業界・職種におけるスキル

他にもあれば、思いつく限り書き出してみましょう。

① と ② の重なる部分があなたの転職理由

① と ② をそれぞれ考えたら、重なる部分を見つけましょう。
それが、あなたが転職する理由です。

↓ これがイメージ図。

① と ② の重なる部分があなたの転職理由

こうやって転職理由を作れば、かなり未来志向のポジティブなものに仕上がります。

会社側としても、次のようにポジティブな想像がしやすくなります。

あの部署で働いてもらうといいかもな

あの仕事をさせたら活躍してくれそうだな

教員からの転職理由 テンプレ

教員からの転職理由 テンプレ

以上のようにして練った転職理由を、どのように書いたり話したりすればよいのか。
テンプレを紹介します。

この型にはめればOK

  1. 教員の仕事にはこんな良さがありました。
  2. だけど、自分の人生のビジョンにおいて、教員の仕事ではここが足りないと感じました。
  3. だから、こういうことを実現するために、転職を決意しました。

いわゆる、「上げて、下げて、上げる」手法です。

このテンプレに当てはめるメリットは次の2つ。

  • 論理的に説明できる
  • ② で一度下げることで ③ への上げ幅を広げ、インパクトを強められる

③ を単体で伝えるより効果があるので、試してみてください。

文章例

文章例を以下に示します。
正直、かなりふわっとした例ですが、イメージをつかんでもらえればOKです。

例)その1

  1. 教員の仕事は、子供の成長に携われる大変やりがいのある仕事でした。
  2. しかし、正直成果が見えづらい仕事でもあると感じていました。
    成果が表れるのはずっと先のことだし、数値で表れるわけでもありません。
    自分の仕事の成果を客観的にとらえられる仕事をすることで、もっと自分を磨き、市場価値を高めたいと考えています。
  3. そんな私にとって、営業の仕事は大変魅力的にうつりました。
    お客様との信頼関係を築き、「あなただから買う」そんな風に言ってもらえる人材になれるよう努めてまいります。

例)その2

  1. 学習指導や学級経営など、教員の仕事は多岐に渡ります。
    それらの業務に日々取り組むことで、多くのスキルを身に付けることができたと自負しております。
  2. しかし、「教員の仕事で得たスキルは、市場価値があるのだろうか」と悩むようになりました。
    大変狭い世界で満足しているのではないかと、危機感のようなものを感じています。
    そこで、「自分がどう生きたいのか」を改めて考え直し、仕事を変える決断をいたしました。
  3. 市場価値のあるスキルを身に付け、多くの人の困りごとを解決できる人材になりたいと考えています。
    私が御社を志望した理由も、それを実現できる可能性を強く感じたからです。

おわりに

面接対策は、転職活動においてとても重要です。

今回は「教員からの転職理由」に絞って解説しましたが、他にも想定される質問はたくさんあります。

「転職エージェント」に相談すれば無料で面接対策も行えるので、ぜひ利用しましょう。

>>教員から転職 記事一覧へ

ABOUT ME
だいす
9年小学校教員→教員を損切り→10週間で600時間勉強→エンジニア転職|2020年3月1日〜だいすブログ始動|アドセンス4記事合格から5日で収益3桁|【教員からの転職】×【エンジニア転職】×【教員の資産運用】を発信。